
2012.08.03 (Fri)
未来社劇場
番場仁美です。
月光朗読会も無事終了して、早半月…

バカンスもソコソコに楽しんだら、10月公演の上演作品選考会が本格的に始まりましたよ

ムーンライトの事務所には、ちょっと自慢出来るくらいの台本ライブラリーがあって、主にそこから今回のコンセプトに合ったものをみんなで探すのです。
そして稽古時間にランダムに配役をして、おおよそのタイムや話の筋などを全員で確認するという過程から始めます。
たいてい本は一冊しかないので、登場人物が多いときはちょいと読みにくいのだけど、完全逆さまポジションで見事に読み切る先輩はすげぇです(笑)。
これはやはり慣れと経験でしょうか…
(゜∀゜;ノ)ノ
私なんか目が悪い小芝居一発入れて、いい位置陣取りますけど…アハ
(∋_∈)
当ライブラリーには、歴代の先輩方が集めてくれた『未来社』という出版社の戯曲シリーズが何十冊という単位で並んでます。
これはほんの一部なんですけど。

見て下さい、この年季の入り様。
数十年前の日本を舞台にした心温まるお話が多くて、ムーンライトでは何作品か上演しています。
最近では今年3月にやった『月冴ゆ』なんかも未来社ファミリーでしたね。
1950~60年代初版発行メインの、バリバリ旧漢字オンパレードですよ(笑)。衣裳は殆ど和服だったり、電話は黒電話というか交換台だったり…とにかくその時代のお話が多いんですな。
台本というのは、1ページ目にその時代の設定とか、舞台の間取りの説明が書かれてるんですが、この未来社シリーズ、個人的なツボがあります。
1行目。
『時・現代。』
…すごいな、時代を感じるな。
番場仁美
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