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2011.06.09 (Thu)

邂逅 

「僕と契約して魔法少女になってよ」
「俺は男だ」

それが俺とタミスケのファーストコンタクトだった

「おかしいなぁ、この台詞なら成功率100%と聞いていたのに」
「出直しな」
「つれないなぁ。契約すればどんな願い事でも一つだけかなうのに」
「必要ない」
「まぁ、嘘だけどね」
「帰れ」
「やっぱりTVの言うことは信じちゃだめだね」

…とんだ猫もいたもんだ

しゃべる猫
そんなモノは特に驚きはしない

代々渡邉家は物の怪、特に鬼退治を生業としてきた
もちろん、表向きは別の仕事についている
云わば裏の顔ってやつだ
そんな仕事を続けていれば喋るモノに逢うこともザラだ

主君の命が下った際には一振りの刀を持って戦場に向かう
刀の銘は…【髭切】
鬼切とも呼ばれる退魔の力をもつ刃長13kmy…げふげふ2尺7寸の妖刀…

実は北野天満宮に所蔵されている髭切はダミーである
いやダミーというのは正しくない
あれも髭切ではあるが、俺がもつ髭切と違い退魔の力はない
真の髭切は…俺の体の中にあるのだから

髭切は必要に応じて俺の手のひらより
―召喚というのがしっくりくるな―
召喚し、自分の意思で消すか意識を失うと消える
渡邉の力そのものと言ってもいい

その髭切を俺は―その時点では名前を知らなかったが―タミスケに向けて呟いた
「祓うか(ティロ・フィナーレ【物理】)」
猫の怪(アヤカシ)はタチが悪い
「ちょ、ちょっとまってよ。まったく訳がわからないよ」
いちいち感に触る喋り方をする
まるで死亡フラグを外堀から埋めて立てられている気分になる
「ボクは…

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