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2009.08.20 (Thu)

大人の階段の初めの一歩 

小学校2年生の頃、公園の砂場で友達の白井君と
「いかに高い砂山を作れるか」という競争をやった。
ある程度高くなると上から砂が崩れてくるが、
とにもかくにも必死に砂を上から被せ続けたものである。
ふと隣の競争相手を見ると、ある程度砂を被せては
上からパンパン叩いて押し潰しているではないか。
馬鹿じゃねぇのと思った。
意味が解らない。何をやってるんだと。
が、しかしである!
結果は白井君の方が遥かに高い砂山になっていたのだ。
流石は土建屋の息子である。
土台を広く堅くすれば高く積み上げられるんだと目の当たりにして初めて知った。

凄く驚いた

同じ頃学校の図工の時間に粘土で好きな物を作るという時間があった。
意気揚々と作ろうとしたのは、アニメや特撮ヒーローものでよく見た
憧れ(?)の乗り物「地底戦車」だ。
先端のドリルで土をガンガン堀りながら地底を突き進む空想マシンである。
どうやら隣では坪田君も同じものを作ろうとしているようだ。
もちろん競争である。どっちがかっこよくて強そうか
先端のドリルは鋭く鋭く尖らせる。
カッコイイ(*^・^*)
我ながらの出来栄えに大満足の8歳児だった。
地底を猛々しく驀進する姿が目に浮かぶ。
得意げに坪田君の手元を見るとドリルの先端が鈍角に丸いではないか。
思わず鼻で笑う
その様子を目敏く見つけた彼はムキになって反論する。
『この形の方が固くて強いんだ』と。
じゃあどっちが強いか勝負だと粘土の、
いや、地底戦車のドリルの先端をぶつけ合う8歳児二人。
結果は言わずもがな
ふにゃっと萎れるように曲がったドリルの先端を見て、
まさに呆然自失の思考停止状態。
流石は同じ頃、学校の休み時間に「遊ぼうよ」と誘ったら、
『俺は勉強したいんだ』
と断固拒否した男である(→後に県内一の進学校に進んだ)
砂場での事を思い出した

ショックだった

幼い日のこの二つの出来事が自分を変えたと確信している。
大人の階段を一歩昇った瞬間であると(何を大袈裟なと笑わないように!)

20歳の頃、デビューするアイドルが年下ばかりとなり、
肉ばっかりじゃなく野菜も採らなきゃと感じ、
世の中には白黒だけでは割り切れない事があり、
優しいだけでは人を傷つける事があるんだと知った夜…

そんな年齢的にも大人になった頃の事ではなく、
幼少の頃の思い出思えば短気で落ち着きがなく、
勉強嫌いな思慮の浅いガキだった。
それからである
頭が良くなりたいと本気で改心したのは。
そろばんを習い、みるみる進級し、やれば出来るんだと微かな自信が持てた。
そう
俺は変われたのだ!…と思う

真剣に悩んでいても解らないときは解らない。
ぼーっと鼻毛を抜いてるときでも解るときは解る
でもきっかけさえあれば…
ほんの小さな自信でもヤル気でもいいから、
人に与えることの出来る人間になりたい…切に願う今日この頃である

(石川和之)

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